ブログ「僕の失敗談1」をアップしました。
僕の失敗談1
こんにちは、石岡です。
今回は僕の過去の失敗談を書いてみたいと思います。
記念すべき(笑)第1回目は、最近の事例を書きたいと思います。
先日、既存のパーテーションを解体して、扉を新規で増設する工事を頂きました。
その際、新規の扉の色を既存のパーティションに合わせなければならないのですが…
その現場、既存の色が部品やパネル毎にバラバラで判断がつかない(涙)
お施主様の話によると、前のテナント様がどこか別の建物から外してきたものを組み立てたものが、原状回復で撤去せずにそのまま残っていたとの事。
白っぽいところもあれば、黄ばんで見えるところもある…
そのメーカーの色見本を持っていなかった私が選んだのは、クリーム色。
白、クリーム、グレーの標準色のうち、これはどう見ても白やグレーではあるまい。
そう判断して迎えた工事当日、新しい扉を搬入すると…
…違う。
色が全く違う。
白だったのか?
それとも特注色か?
こ
全身から嫌な汗が吹き出します。
再製作すると赤字になるなんて話はどうでもいい。
どう対応しよう?
作りなおすにも1週間以上時間がかかります。
新規扉を塗装するか?
いやいや、新品を現場で塗装して収めるなんて、典型的な自己中対応…
僕の出した結論は…
色違いの既存パーテーションも新規扉も、全て塗装してしまう
(もちろんウチの負担で)
お施主様には、
「え?…もちろんこちらは、交換よりもその方が嬉しいけど…石岡さん大丈夫ですか?なんか、逆にウチが石岡さんの失敗で得してしまっていいのかなって。」
…と言っていただけました。
僕としては、塗装と再製作とどちらが安いか?…なんてどうでもいい話です。
色を間違えた事は、もうどうしようもありません。
どう対応すれば、お客様に勘弁してもらえるだろうか?
それはつまり、言い換えると、例えミスの穴埋めやクレーム対応だろうと、
どうすればお客様に一番満足していただけるか?
という事は変わらないという事ですね。
もちろん、確認が不十分だった事を、僕は大いに反省しなければいけません。
それでも、今回の件は勉強になりました。
最初の見積作成の時点で、既存になるべく合わせた扉を増設するプラン
(既存そのものの色がバラバラなのは変わりませんが)や、
全部塗装し直すプランなど…
色々と提案が可能だったはずです。
今後も、今回の反省と経験を活かして頑張っていきたいと思います。
石岡さんに頼んで良かったと、言って頂けるように。