ブログ「僕の失敗談2」をアップしました。
僕の失敗談2
こんにちは、石岡です。
今回は、先日に僕が後悔した件について書きたいと思います。
反省の意味も込めて。
ある日、現場に出る前の早朝です。
事務所でメールをチェックすると…
前日に、新規のお客様からの問い合わせメールがありました。
「御社のホームページを、興味深く拝見させて頂きました。
○○市(宮城県外)にて、パーティション工事のお見積りをお願いします。
大変申し訳ありませんが、明日中に頂けますでしょうか?」
…まずい。
その時の時刻、AM7時前。
メーカーの営業は、まだ電話に出ない時間。
過去案件を参考にして見積もれる内容でもない。
そんな時に限って、日中は現場で身動き取れず、帰りも遅いスケジュール。
もうそろそろ、現場に出発しないといけないけど、
後回しにしていたら間に合わないかも知れない…
僕はとりあえず、○○市にある、知り合いの社長に電話しました。
僕と同業者です。
その方とは、常日頃から付き合っているというわけではありませんが、
20年前からの知り合いで、僕に何度か工事を任せて頂いた方です。
僕からその方に見積り依頼をするのは初めてでしたが、
その方は、工事価格が安いという評判を耳にすることが多かった。
○○市までの出張費や宿泊費も考えれば、
僕が手掛けるよりも地元の方が安いのではないか?
失礼ながら、この時間でも電話にも出てくれそうだし…
恐縮しながらかけてみると、
予想通り、電話に出てくれました。
すぐに資料を流して、夕方までに見積りをもらえるように段取り完了。
お客様にも、現地の提携先に任せた方が安価で済むから、そちらに見積り依頼した旨をメールで報告して、現場へ出発。
電話する暇もない程バタバタした後、午後6時過ぎに帰社。
早速、届いた見積を見てみると…
…予想に反して、少々高い。
早朝から散々迷惑をかけておきながら、何ですが。
これはちょっと、ウチの名前で提出出来ない…
困り果てていると、
タイミング良く、別件でメーカーの支店長から電話。
事情を説明すると、即時対応してくれるとのこと。
結局、自社施工での見積書を提出したのが夜8時前。
後日、お客様に電話してみましたが…
連絡もつかず、メールの返信もいただけませんでした。
…
我ながら、反省すべき点があり過ぎて、情けなくなります。
まず、前日の夜に「明日中に欲しい」と書いてあるお問い合わせに対し、
翌日の朝、確認した時点で“今日の何時まで必要か”と確認を取るべきでした。
“今日中=24時?”
“今日中=17時?”
人によって感覚が違うので注意するべきでした。
また、お客様は僕にお願いしたいと仰っているのに、
無断で他社に依頼してしまっている点。
いくら、地元の業者の方が、経費分浮くだろうと僕が思っていたとしても、
いくら、時間がなかったとしても、
お客様は『石岡鋼建=僕に』興味があると仰っているのですから、
無礼な対応でした。
結局、自社施工の見積りですし。
対応が二転三転した時点で、アウトです。
初めましてでそれでは、不信感を持たれても仕方がないでしょう。
お客様には、こちら側の事情が全て見える訳でもないし、
そもそも、今回のケースでは、そんな事情などお客様から見れば、
知ったこっちゃない話ですし。
初めから、間に合わない場合はご了承くださいと頭を下げるべきだったかも
知れないとも思います。
また、見積の段取りも悪かったと言えます。
結局、『お客様目線』と散々ホームページ内で謳っておきながら、
僕自身、まだまだ全ての面でそれを徹底出来ていないという証拠でしょう。
今回、恥を忍んで、僕の至らない所をこの場で書かせて頂きました。
従業員の失敗をこの場で晒すのは、ただのパワハラですが、
僕は社長ですから、何の問題もないでしょう。
自分に対する戒めです。
今後は二度と同じ様な対応はすまいと、
反省しています。
こんな僕ですが、
これからも成長し続けなければならないと強く思っています。
何卒よろしくお願い申し上げます。