こんにちは、石岡です。
お陰様で夏場も依頼が殺到して、忙しく働かせて頂けました。
私のブログも更新することが出来ず、
久々に書けています。
(ネタ切れではありませんよ?ちゃんとストックありますから笑)
11月も忙しくなりそうですが、皆様と一緒に頑張りたいと思います。
今回はちょっとビジネスの話から離れた話題を。
僕は、10代からこの業界にいます。
もう24年、パーテーションを組み立て続けてきました。
僕は青森出身で、30代半ばまではそっちにいました。
青森の親方には、とにかく厳しく指導してもらいました。
その内容は、とてもこの場では書けない位です。
親方は若い頃、東京でもパーテーション施工をしていたので、
仕事のペースも田舎のペースではなかった。
ついていくのがとても辛かった記憶ばかりです。
(もっとも、そのお陰で、今の私が仙台や関東で通用するのですが)
そんなある日、まだ18歳か19歳の頃。
半日位で工事完了しそうな時の話です。
毎日毎日、親方に早く早くとあおられていた私は、
いつも通り、あくせくバタバタと走り回って工事していました。
すると、そんな僕を見て、親方が呆れたように言いました。
「お前、何をそんなにバカみたいに急いでやっているんだ?
お前1人そんなに急いでも意味がないし、午前で終わるだろうが」
僕は、いつも理不尽に怒られている分、
ちょっとだけムッとしながら
(ホントにちょっとだけですよ?笑)、
こう言い返しました。
「嫌です。いつも通りのスピードでやらせてもらいます。」
「はあ?」
「必要な時だけ速く動こうとしたって、いつもやっている事しか出来ないでしょう。
その時の為に、今日もやらせてもらいます。早く終われる日とか量とか関係ないです」
「………」
今思えば、私も随分と生意気な若者でした。
さぞかし親方も苦々しく思っていたことでしょう。
時が流れて、
今は私が、年下の子の生意気な言い分を受け止める側になりました。
でも、20歳も年下の子相手でも、彼らより早く動けます。
(まあ、100m走だと3秒位遅れるかもしれませんが。
年は取りたくないですね)
真似したらケガするし、彼らは真似ようとも思わないかもしれません。
何故かって?
だって、
今日の気持ちだけで、
今日は頑張らなきゃって思ったって、
結局のところ、
皆いつも通りのことしか出来ないのですから。
追伸
今回の台風19号で被災された方々へ、
心よりお見舞い申し上げます。